2014.05.08
『温泉は生命の故郷』
人はなぜ温泉を求めるのか
はるかな昔から、人はなぜ温泉を求め、温泉に入るのでしょうか?
私達の祖先は、温泉に入ると病気や怪我が治り、体力が回復することを知っていたからです。
温泉には、私達が持っている自然治癒力を高めてくれる効能があるのです。
それでは、この効能はどこからから来るのでしょうか?
細胞に刻み込まれた生命誕生の記憶
深海の熱水噴出孔
私達の命は太古の地球で生まれました。
オゾン層も無く、宇宙からは有害光線が降り注ぐ過酷な環境の40億年前の地球・・・
深海では、地殻を突き破ったマントルと海水が反応し400度の熱水が噴き出していました。
その「深海熱水孔」の周囲で生まれたのが地球上の全ての生命へと続く進化の祖先となった『地球最初の生命』なのです。
そうです!!
地球最初の生命は40億年前、深海の高熱温泉の周囲から誕生したのです!!
まさに 温泉は生命の故郷 なのです。
太古から、温泉には生命の誕生を導く力がありました。
そして、その生命誕生の力の記憶は現在の私達の全ての細胞にしっかりと刻み込まれているのです。
だから、私達が温泉に入ると、40億年前のその力の記憶がよみがえり、私達の自然治癒力を高め、病気や怪我を治し、体力が回復するのです。
はるかな昔から、人々は温泉を求め、人々は温泉に入りました。
この40億年前の生命誕生の記憶が今でも私達を温泉へといざなうのです・・・。
参考文献:「生命はなぜ生まれたのか」(高井研著 幻冬新書)
参考画像:宇宙航空研究開発機構のホームページより