2011.01.15 メディア情報
キャンプカーマガジン「オートキャンプを楽しもう」
キャンプカーマガジン「オートキャンプを楽しもう」に掲載いただきました。
2011年1月号
芸文社
「昔の世界に迷い込む錯覚を覚える四万温泉」
日本列島は温泉の宝庫であることは周知の事実。
しかも、寒い冬にキャンピングカーで出かけるなら体が暖まる温泉が一番いいだろう。 しかも混浴ならもっといい。
ということでやってきたのは群馬県中之条町の四万温泉。 歴史と情緒と混浴のある温泉だ。 その憩いを求めて有名人や芸能人なども泊まりにくることがあるという。
関越自動車道の渋川伊香保インターチェンジを降りて一般道を1時間走れば到着してしまうというアクセスの良さながら、昭和の面影を色濃く残す温泉街だ。
ところで混浴温泉には、カップルや家族連れで行っても十分メリットがあるということを強調しておきたいと思う。
カップルで一緒に入れば2人の中もぐっと縮まるし、ファミリーでもなかなか一家全員で同じお風呂に入る経験はないだろう。
男女別々に入って時間を気にしてゆっくりできなかったなんてこともないはずだ。
今回、旅先に選んだ四万温泉、中でも積善館は混浴も別浴もありながら、現存する日本最古の湯宿建築(元禄の湯は国の有形登録文化財、群馬県近代化遺産に指定)を持つ、いうなれば旅館そのものが文化財という貴重なところ。
また、アニメ「千と千尋の神隠し」のモデルのひとつとなったという。 積善館に到着すれば、そのうたい文句が大袈裟でないことがすぐにわかるだろう。
ところで、肝心の混浴の岩風呂にも行ってみた。
早朝だったためかだれもおらず、拍子抜けしたがいいお湯だった。